プラウド桜新町の評価【新築マンションレビュー】

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東急田園都市線桜新町駅徒歩10分の立地に建設されるのが、「プラウド桜新町」。昭和女子大学緑声舎寮の跡地に建設される、全174戸の大規模マンションです。2017年4月入居予定です。

昭和女子大寮の跡地に建設

「プラウド桜新町」は、東京都世田谷区に建設される大規模マンションです。昭和女子大学緑声舎寮の跡地に建設されます。売主は野村不動産、施工は長谷工コーポレーション。鉄筋コンクリート地上8階建てのマンションです。

販売開始予定は2016年4月上旬で、第一期販売物件の専有面積は72.14m2~110.78m2です。販売価格は7,300万円台~14,900万円台となっており、平均坪単価は300万円台後半になるとみられます。70平米台の住居は7,000万円台で販売されるでしょう。

物件概要

売主:野村不動産
施工:長谷工コーポレーション
管理:野村不動産パートナーズ
価格:7,100万円台~14,900万円台
最多価格帯:8,100万円台
間取り:3LDK~4LDK
専有面積:72.14m2~110.78m2
用途地域:第一種中高層住居専用地域
総戸数:174戸
交通:東急田園都市線桜新町駅徒歩10分
構造・規模:鉄筋コンクリート造 地上8階建

世田谷区で稀少な大規模マンション

このマンションの魅力は、なんといっても東急田園都市線世田谷区エリアでは稀少な大規模マンションであるということ。桜新町駅周辺は環境や治安も良く、住宅地として人気。このエリアの駅徒歩10分に大型マンションができるというだけで、大きな注目を集めています。

近隣にはラ・コルダ弦巻という大規模マンションがあります。1995年築ですが、いまでも中古が出れば高値で取引される人気です。その実績を考えても、この立地は魅力でしょう。

ただ、駅徒歩10分の距離は微妙。敷地が広いぶん、マンションの各部屋からゲートまでも遠いため、各部屋から駅までの実質所要時間は15分程度は見ておく必要がありそうです。

スーパー点在も大型店はなし

もともとこのエリアは陸軍関係の施設が集まっていたところです。それが払い下げられて、馬事公苑になったり、学校用地になったりしたわけです。現在も近くに陸上自衛隊用賀駐屯地があります。

桜新町は、田園都市線が開業してから住宅地としての整備が進みました。商業エリアは少なく閑静です。スーパーは点在していますが、大型ショッピングモールはありません。駅からプラウド桜新町の間も、ほとんど住宅街です。

用途地域は第一種中高層住居専用地域。住居専用地域なので、将来にわたって静かな環境は維持されるでしょう。一方で、中高層マンションが建てられるエリアなので、隣地に高い建物が建つ可能性があることを、考慮に入れておきましょう。

平均坪単価は350万円程度か

発表されている価格は7,100万円台~1億4,900万円台。最も高い部屋は、当初1億5,700万円とされていましたが、値下げしたようです。

専有面積から割ると、坪単価は325万円~443万円となります。専有面積80m2台中心(174戸中97戸が80m2超)で最多価格帯が8100万円であることから、平均坪単価はおおむね350万円程度と予想します。

桜新町で最近発売された、条件の近いマンションでは「グランドメゾン桜新町」があり、坪単価370~400万円程度で販売されていますが、まだ売り切っていません。桜新町は人気エリアですが、プラウド桜新町は駅から徒歩10分の距離もありますし、坪単価の上限もこのあたりに収まりそうです。

プラウド桜新町が、最も高い部屋を発売前に値下げしたところから見ても、そう極端な値付けはしてこないとみていいでしょう。

駐車場は2戸に1台

駐車場は総戸数174戸に対して79台。2.2戸に1台です。郊外の大規模マンションにしては少ないかな、とも思いますが、最近はクルマを使う人が減ってきているので、この程度にしたのでしょう。マンションから桜新町の駅まではおおむねフラットアクセスですし、クルマがなくても十分生活できる立地です。

一方、駐輪場は353台で、戸数の倍です。駅までの距離を考えれば、徒歩よりは自転車があったほうがいいので、1戸2台は妥当なところ。これも、自転車はなければないで生活できる場所です。

パーティールームとゲストルーム

プラウド桜新町は4棟に分かれています。ゲートレジデンス、センターレジデンス、シーズンレジデンス、ブライトレジデンスです。東西に細長いセンターレジデンスは南が開口部となった理想的なマンション棟です。

ゲートレジデンスとシーズンレジデンスは東西に開口部を持ちます。ブライトレジデンスは南向きですが、棟がやや南北に長い形状で、広い面積の住戸が中心となるようです。人気が出るのはセンターレジデンスでしょう。

共用施設はパーティーサロンとラウンジです。それ以外は明らかになっていませんが、共用施設はあまり多くはないようです。コンシェルジュが常駐し、受付や宅配便の取り次ぎなどを行ってくれるようです。

プラウド桜新町
「プラウド桜新町」公式ページより引用

長方形のすっきりした室内

公表されている間取りをみると、70~80平米台はいわゆる「田」の字タイプ。多くの部屋で複数のウォークインクローゼットと布団クローゼット、納戸といった収納スペースを充実させているのが特徴です。

下記はセンターレジデンスの74平米の間取り。このマンションの代表的な間取りの一つとみられます。

プラウド桜新町
「プラウド桜新町」公式ページより引用

柱はおおむねアウトフレーム化されていますが、一部の部屋ではデコボコが残ります。南向きの部屋がLDK以外に一つ確保され、全ての部屋に窓があります。3LDK、70平米台の部屋としては、合格点の配置と言えます。

次は83平米の間取り。中心価格帯に近い間取りです。

プラウド桜新町
「プラウド桜新町」公式ページより引用

バルコニーの一部をコンサバトリーとして部屋に取り込んでいます。それ以外は、74平米の間取りと大差ありません。

全戸でクランクインの玄関が採用され、プライバシー性を保っています。高級マンション仕様とはいえませんが、中の上クラス、という印象です。

100平米超の大型プランが多いのも特徴。桜新町は人気エリアですが、環七の外側で、郊外といえば郊外なので、「広い家がいい」という需要に応えています。

立地的に永住型マンションとして考える購入層も多いことから、ゆとりあるプランをまとめたのでしょう。100平米超プランは、いちばん奥まったブライトレジデンスに集中しているようです。

「プラウド桜新町」まとめ

「プラウド桜新町」についてまとめてみましょう。人気路線の東急田園都市線桜新町駅から徒歩10分という立地は魅力。桜新町は急行は停車しませんが、各駅停車だけでも十分な列車本数が確保されていて、列車待ちのストレスはそれほどないでしょう。

駅周辺は歩道も広く、子育て支援施設も充実。中央図書館も近く、文教エリアとしての魅力はあります。

マンション一帯は閑静な住宅街ですが、中高層住居専用地域なので、高級住宅街とはいえません。スーパーなどの買い物環境はまずまず。ただし、駅近くに商店街はありますが、マンションとは反対方向に伸びています。

人気路線の駅から10分圏内で、共用施設がほどよくまとまっている大規模マンションですから、将来の資産価値もそう大きな心配はなさそうです。子育て、永住には向いているマンションと言えるでしょう。


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