豊洲駅徒歩4分という好立地に、東急不動産がタワーマンションを建設します。「(仮称)豊洲地区1-1街区開発計画」と呼ばれるもので、1,230戸の50階建てタワーマンションが目玉です。
小学校と公園に隣接
東急不動産、NIPPO、大成有楽不動産株式会社の3社は、東京都江東区豊洲5丁目で計画中の「(仮称)豊洲地区1-1街区開発計画」に関し、その概要を発表しました。竣工は2021年度です。
計画地は、東京メトロ有楽町線豊洲駅徒歩4分という、利便性抜群の立地です。東南側に豊洲西小学校と隣接し、道路を挟んで北側には豊洲公園があります。また、南側には東電堀といわれる水辺にも隣接する良好な場所です。
東急不動産では、「新たな都心居住のモデルとなる、うるおいとにぎわいある水辺のライフスタイル創出を目指したまちづくりを推進」するとしており、以下のような特徴を掲げています。
特徴1 質の高い居住機能、地域の生活利便性を高める生活利便施設・生活支援機能の導入
特徴2 水際空間のまちを体現する魅力的なオープンスペースの整備
特徴3 人と緑がふれあう大規模な緑化空間の整備
スーパーと保育所も設置
敷地面積は約24,300平方メートルで、住宅棟(50階建)、生活利便施設棟(2階建)、保育所棟(2階建)が建設されます。
住宅棟は高さ180m、地上50階地下1階建てのタワーマンションで、総戸数は1,230戸です。生活利便施設棟にはスーパーマーケットが入る予定で、保育所棟には、認可保育所が入ります。マンション住民優先利用ではありません。
住宅棟の一部住戸においては、東京ガスが供給するマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」を導入予定です。道路から水辺へは、オープンスペースとしてプロムナードを整備する予定です。
最後の豊洲駅近タワマン
メトロ豊洲駅まで徒歩4分というのは、なんといっても魅力的でしょう。ららぽーと豊洲へも徒歩5分程度です。
このマンションが貴重なのは、すでに豊洲駅近の開発用地は枯渇しているからです。残るのはここと、豊洲駅北西側に広がる「豊洲2丁目2-1街区」くらいです。
「豊洲2丁目2-1街区」は、すでに三井不動産がオフィスビルやホテルなどを建設する計画を発表しており、分譲マンションは建ちません。
そのため、ここ「豊洲地区1-1街区」が、豊洲駅徒歩5分圏の「最後の豊洲駅近タワーマンション」になる可能性が高いです。
販売開始は2018年夏頃になるとみられます。